後ろから詳しく!英語の「後置修飾」
ステップ 1: 身近な経験とつなげる
お店で何かを選ぶとき、「赤いりんご」とか、「甘いみかん」のように、物の特徴を先に言って、どんなものか説明しますよね。
ステップ 2: 橋をかける
英語では、このように物の特徴を説明する方法が2つあります。一つは今までのように、特徴を前に置く方法(例えば “a red apple”)。そして、もう一つは、特徴を後ろに置く方法があるんです。これをちょっと難しい言葉で「後置修飾(こうちしゅうしょく)」と言います。
難しく聞こえるかもしれませんが、簡単な例で見ていきましょう。特に、場所や関係を示す言葉を使うときによくあります。
ステップ 3: 例を通じて理解を深める
箱の中にあるボールについて話すときThe ball in the box is mine.
ここでは、「in the box(箱の中に)」という言葉が、「ball(ボール)」の後ろに来て、どのボールかを詳しく説明しています。日本語だと「箱の中の」のように前にきますが、英語では後ろから説明することがあります。
箱の中のボールは私のです。テーブルの上の猫について話すときThe cat on the table is sleeping.
ここでも、「on the table(テーブルの上に)」が「cat(猫)」の後ろに来て、どの猫かを説明しています。
テーブルの上の猫は寝ています。猫が好きな友達について話すときA friend who likes cats is coming.
この例では、「who likes cats(猫が好きな)」という言葉が「friend(友達)」の後ろに来て、どんな友達かを説明しています。「who」は「~する人」という意味で、このように後ろから説明するときによく使われます。
猫が好きな友達が来ます。
ステップ 4: インタラクティブな学び
あなたの部屋にあるもので、場所がわかるものを考えてみてください。例えば、「机の上の本」とか、「ベッドの下の靴」など。 それを英語で言ってみましょう。
- 机の上の本: The book on the desk
- ベッドの下の靴: The shoes under the bed
ステップ 5: 理解を深める
もう一度、最初の例を思い出しましょう。「箱の中にあるボール」を英語で言うと、特徴を表す言葉「in the box」が「ball」の後ろに来ましたね。
このように、場所や関係を示す言葉を使って、後ろから詳しく説明するのが「後置修飾」です。最初はちょっと慣れないかもしれませんが、色々な例を見ていくうちに、自然と理解できるようになりますよ。例えば、「私が昨日買ったカバン」は “The bag that I bought yesterday” のように言います。「that I bought yesterday」が後ろから「bag」を説明していますね。